Switch2で発売されたスプラトゥーンレイダースをクリアしたので感想をお伝えします。
概要

スプラトゥーンレイダースは、主人公(職業メカニックのインクリング)が、 スプラトゥーン3に登場したすりみ連合の3人(フウカ、ウツホ、マンタロー)と、ウズシオ諸島のお宝を探しに行くアドベンチャーゲームです。
ちゃんとスプラトゥーンですが、対戦環境はなく、1~4人でストーリーをすすめていくモードのみがあり、従来のストーリーやサーモンランの要素をより豪華にした作品というイメージです。

主人公キャラクターは
- 武器1つ
- ガジェット(最大3つ)
- 秘宝(最大5つ)
- タンクの種類(スピード・パワー・テクニックから1つ)
- 仲間(すりみ連合から1人)
を選んで自分の戦い方を決めることができて、各要素を強化・更新することでどんどん強い敵も倒せるようになっていきます。
シンプルにシャケたちをしばいて色々集める操作感がこのゲームの面白さの本質だと思います。
また、難易度も3種類から選べてレベリングもできるので、よほどシューティングが苦手じゃなければストーリークリアまではしやすい設計です。
しかし、やりこみ要素になると難易度が固定されて、かなり腕前と強いビルドが求められます。
ストーリー
すりみ連合が実は〇〇の一族であった…とか、 ウズシオ諸島には過去どんな人や文明があった、みたいな歴史を追いながら進めていく流れになります。
あくまで個人的な感想ですが、このストーリーや冒険を楽しめるかどうかは、「すりみ連合に愛着が湧くか?」が大きそうです。
主人公のメカニックは、武器やアジトを作るためにかなり活躍しているはずですが、最初は主人公をあまり信用してないフウカとか、アホ系キャラでくせの強いウツホなどなどのキャラに馴染むのは、ちょっと難しいと感じました。
まぁ終盤になると慣れますが…
レベリング要素
本作はレベリング要素が多いです。大まかに挙げると以下です。
- キャラクターレベル
- 武器のレベルと特殊能力の強化
- タンクの強化(攻撃力や体力、ガジェットパーツ枠強化など)
- タンクのリミット解放(より他の強化要素の上限解放)
- 特定のタンクを使い込むとより強力になる要素
- ガジェットパーツの強化
- 秘宝自体のレア度を上げる
- 仲間と信頼度
これだけ強化要素があると、腕前だけでクリアできるゲームではなくて、 シューティングの腕が良くても強化を怠ると火力不足に陥ります。
なので、遊んでいる感覚としてはアクションRPGっぽさがあります。
次は何が強化できるんだろう?というワクワク感を持って望めます。
やりこみ要素の解説
ストーリークリア後からは、無限食堂と呼ばれるどんどん深く潜るモードが解放され、 武器レベルや武器の拡張、ガジェットパーツの組み合わせや強化を突き詰めて、強い敵相手に 火力を出していくことになります。
これが結構頭を使うのと、強化素材のアイテム集めに奔走・周回することになるので、ハマる人と飽きる人に分かれそうです。
無限食堂は100Fで一旦区切りがあり、1000Fまであるようです。
さらに無限食堂は難易度も固定なので、シューティングスキルが結構重要になってきます。
自分は100Fまではクリアしましたが、90Fにもなると結構クリアが難しくなっていきます。
さらにまだまだこの先もあるという…
ゲームバランスはやや偏りが見られる
色々クリア条件がステージによって違うのですが、基本は大量のシャケを倒すモードです。
ここでは火力が足りないときつい、という場面が多い一方で、 得られる武器が毎回ランダム(シューターが多い)という問題があります。
武器は100種類以上あるのですが、使ってみた感想としては、範囲攻撃の可能なブラスターがかなり強く、続いてシューターやローラーやスロッシャー、逆にチャージャーはソロでは結構雑魚処理が難しい問題があります。
あと筆は連打に指がつかれます。
なので、運が悪いとブラスターがでない!と嘆くことになります。

画像はクリア後に運良く手に入れた絶品プロパンブラスター(凍結 & 凍結カチワリパワー付き)です。これのおかげでかなりスムーズに敵が倒せます。
武器のバランスは対戦環境よりはシャケ用に調整されているはずですが、 射程の長い武器の強みが対戦環境と比較して薄く、このゲームでは、敵を倒してはイクラを拾いに走ることが多いので、 インク効率や小回りのきかない弱点が目立ちます。
さらに、やりこみ要素で使う武器が偏る原因は、性能差だけではなく、 強化コストが重すぎる点です。
レベル50の武器を拾って強化してレベル50+50にするのに、 73万 のうずしおの欠片が必要です。
無限食堂では欠片が稼げないので、稼ぎマップを周回することになりますが、
仮に5~10分で1万稼げても、360分~720分(6時間~12時間)かかります。これだと気軽に乗り換えできません。
なので、せっかく色んな武器を拾っているのに乗り換えれず、お気に入りのブラスター1本で100Fまで突破する、ということになるわけです。
個人的には武器バランスは種をもっと圧縮して最低限の万能要素をもたせた調整にするか、APEXやボーダーランズなどのゲームのように、性能のとがった武器を複数持って使い分けるなどができたほうが良さそうに思いました。
また、せっかくたくさん拾った武器がやりこみでも使えるよう、武器の強化が追いつきやすいシステムや、色々使うインセンティブが欲しかったです。
例えばスプラトゥーン1からあった調子メーターみたいに、一定回数特定の武器種を使って勝つと報酬が出るとか…。
メインのコンテンツについての評価は以上です。
ついでにおまけとしてステージのギミックを踏破したり、アドベンチャーファイルなどの裏設定を集めたり、 ガジェットをつかってパズルのようにクリアするアクションもあり、そのあたりは丁寧な作りで普通に楽しめました。
マルチプレイは楽しめる
マルチプレイは2人で遊びましたが特に問題はありません。 強いて言うならマルチプレイしても難易度はあんまり変わりません。
マルチプレイだと味方が増えた分、敵も強くなりますし、このゲームはステージ中で◯回死ぬとゲームオーバーみたいな残基方式なので、一網打尽にされるような事故が増えるとむしろ難しくなる可能性もあります。
総合評価
個人的にはまぁまぁな評価です。
グラフィックもよく、UIも快適で、基本的なシューティングとしての面白さはあります、難しくなるやりこみ要素もあります。 なのでゲームとしてはよくできているなと感じる一方で、ストーリーのキャラのクセの強さによる入り込みづらさと、 武器のバランスの粗さや、レベリング不足や火力不足でシンプルにクリアできない、あるいは時間かかるみたいなつらさが少し気になりました。
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